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2026/5/15
【株式会社ヒューマンアイ通信】Vol.163 2026年 5月号
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☆ 株式会社ヒューマンアイ メルマガ Vol.163 ☆
2026年5月15日配信
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平素より格別のお引き立ていただき誠にありがとうございます。
現在弊社サービスをご利用いただいているお客様及び、以前ご訪問をさ
せていただきました企業様へ向けて、人材ビジネス関連の有用な情報をご
提供させていただく趣旨にて、本メールマガジンを配信させていただいて
おります。
今後の人材サービスの有効的なご利用への一助となれば幸いと存じます
ので何卒よろしくお願い申しあげます。
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1.特定技能受け入れ人数の制限がせまる?
2.ちょっとブレイク
~お役立ち?・おもしろ情報のご紹介~
『北海道の夏は短い!?』
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1.特定技能受け入れ人数の制限がせまる?
2019年4月1日から人手不足が深刻な産業分野において、即戦力となる
一定の専門性や技術を持つ外国人労働者を受け入れるために創設されまし
た特定技能制度ですが、制度が導入された際に5年間の上限数の目安とし
てあらかじめ受け入れ見込み数が設定されておりました。
下記に2025年12月31日時点での受け入れ見込み数と現在の人数、充足率
は以下のとおりです。
見込み数 現在の人数
分野 (~2028年) (2025/12末) 充足率
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1、介護 126,900 67,871 53.5%
2、ビルクリーニング 32,200 8,395 26.1%
3、工業製品製造業 199,500 56,736 28.4%
4、建設 76,000 49,323 64.9%
5、造船・汎用工業 23,400 11,204 47.9%
6、自動車整備 9,400 4,560 48.5%
7、航空 4,900 2,260 46.1%
8、宿泊 14,800 1,968 13.3%
9、農業 73,300 37,952 51.8%
10、漁業 14,800 4,590 31.0%
11、飲食料品製造 133,500 93,393 70.0%
12、外食業 50,000 43,869 87.7%
13、自動車運送業 22,100 151 0.7%
14、鉄道 2,900 54 1.9%
15、林業 900 0 0%
16、木材産業 4,500 15 0.3%
17、リネンサプライ 4,300 0 0%
18、物流倉庫 11,400 0 0%
19、資源循環 900 0 0%
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※リネンサプライ、物流倉庫、資源循環は新設分野
上記のとおり充足率からみても外食業をはじめ、飲食料品製造、建設で
は50%を超えている状況です。
しかし一概に特定技能制度の全てにおいて上限がせまっているというこ
とではなく、実際には制度全体の受入上限数はまだ余裕があるものの、分
野ごとで見ると上限にせまっている分野があるという状況です。
また特定技能は技能実習と比較されることもありますが、分野ごとに受
入れ上限人数のある特定技能に対して、技能実習でいう上限数は国全体で
考えた時の明確な上限数ではなく、監理団体や企業ごとに受け入れ可能な
人数枠がございます。
この違いが生じる要因としては、人手不足の対策である「特定技能」に
対して、日本の優秀な技術を新興国へ移転することを目的とした「技能実
習制度」の違いがあるからです。
外国人人材の受け入れ拡大が進む中で、特定技能に上限設定が設けられ
ている理由としては、日本社会とのバランスを取るための政策措置として
の以下の考えがあるといわれております。
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1、労働市場への影響をコントロールするため
労働力確保を目的とした制度なだけに、無制限に受け入れてしまうと、
日本人労働者の雇用や賃金に影響を及ぼす可能性がある。
2、社会、地域との摩擦を防ぐため
受け入れは労働だけではなく、生活にも直結します。急激に受け入れが
増加するとインフラや地域社会との摩擦が生じる可能性が懸念されている
ため、受け入れ人数を段階的に管理し、可能な範囲で増やすといった設計
になっております。
3、制度の信頼性を維持するため
技能実習生制度を含めて外国人材を採用する企業は、基本的には法令遵
守を念頭に外国人材の採用を進めているものの、一部の受け入れ企業では
現在に至るまでハラスメントや労働基準法などの法令違反によって、外国
人技能実習機構(OTIT)から「受け入れ停止処分」を課せられる会社が少
なくありません。
そのような観点から適切な雇用管理、支援体制の整備、監査の強化など
が重視されております。
4、無制限な受け入れを避ける政治的配慮
外国人労働者の受け入れは、日本国内でも意見が分かれるテーマでもあ
ります。
治安や文化の問題などもあり、上限設定を設けることで社会的合意を得
やすくしている背景もあります。
5、分野ごとの人手不足に応じた調整のため
冒頭でも記載のとおり、人手不足が深刻な産業分野に対してその解消に
向けて創設された制度のため、必要なところに必要な人数配分をする仕組
みとなっております。
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このように上限数は単なる制限ではなく、労働市場や地域社会とのバラ
ンスを取るための仕組みとなっております。
今後も特定技能の受け入れ自体は続くため、制度としては段階的に拡大
していくことが予想され、分野ごとの受け入れ枠の見直しや、新規分野の
追加による拡大が予想されます。
一方で無制限に拡大される訳ではないため、分野ごとの上限管理や登録
支援機関の適正化を管理し、管理の精度が高まっていくことにより、今後
は制度の変化を前提にどう採用を進めるのか検討が必要となりますので、
弊社としても最新の情報をもって、最適なご提案をさせていただきたく存
じます。
さらに2027年4月1日から運用が開始される育成就労制度とも関りが深
く、育成就労では、3年間の就労を通じて特定技能1号の水準に達する人
材を育成、確保することを目的としています。
育成就労で育ててから、特定技能へ移行という連動する仕組みとなって
いるため、計画的な受け入れと人数の見直しは必要に応じてされていくこ
とが予想されております。
また、育成就労においても原則として特定技能に紐づくものであり、日
本国内の労働力政策として制度化されるため、分野別に総量規制が設けら
れる案が浮上しております。
ポイントとしては、以下の考えがあります。
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1、受け入れ対象分野も基本的に特定技能の対象分野に連動。
2、需給調整を行うため、分野別の受け入れ見込み数(事実上の送料管理)
が導入される方向。
3、地域偏在や都市集中を抑える議論も進行している。
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日本国内での労働力政策として制度化されるため、分野別の人手不足の
状況や日本人雇用への影響や地域バランスなども踏まえて受け入れをコン
トロールする考えを強めている状況です。
特定技能では、在留者数が上限に到達する見込みとなり、新規受け入れ
が一時停止となっている「外食業」を除き、まだ上限に達している分野お
よび一時停止の分野はありませんが、先を見通した人材確保の観点から、
今後も人手不足が収束しない分野もあることと存じますので、お役に立て
ることがございましたら登録支援機関としても実績のある弊社に何なりと
お申し付けいただけますと幸いでございます。
<文責:山梨営業所 牧井 大輝>
※出入国在留管理庁:特定技能制度運用状況(令和7年12月末)
https://www.moj.go.jp/isa/applications/ssw/nyuukokukanri07_00215.html
※外国人技能実習機構:注目情報 育成就労制度について
https://www.otit.go.jp/
■2.ちょっとブレイク ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・
~お役立ち?・おもしろ情報のご紹介~
『北海道の夏は短い!?』
釧路営業所帯広サテライトの浦城と申します。
私の暮らしている北海道では、よく本州の方から「北海道の夏は短いね」
と言われることがあります。たしかに、長い冬が終わり、雪解けの景色に
ホッとしたのも束の間、気づけば季節は夏へと向かっています。
7月になって半袖で過ごせる日が増えたと思ったころには、もう夏の半
分が過ぎているような気さえします。そして、お盆が過ぎるころになると、
朝や夕方の空気にかすかな涼しさが混じり始めます。
北海道の夏は、本州の夏とは少し違います。湿度が低く、日差しは強く
ても、木陰に入るとほっとできることが多く、夕方になると外を歩きたく
なるような涼しさは、北海道の夏ならではの魅力だと思います。
この過ごしやすさを求めて、北海道には多くの観光客が訪れます。
広い空や緑の景色、花畑や海、そして涼しさを期待してやってくる人も
少なくありません。地元で暮らす私にとっては当たり前の風景も、皆さん
の目には特別に映っているのかもしれません。
みなさんに特におすすめしたいのが、十勝の夏です。
十勝は、まっすぐに広がる畑と大きな空が特徴で、景色を見ているだけ
で深呼吸したくなります。車で走っていると、「地平線って本当にあるん
だな」と思うほど、視界が開けます。
畑の緑と青空の組み合わせは、写真に撮らなくても心に保存したくなる
風景です。
ただ、ここ数年はその北海道の夏にも変化が見られるようになりました。
30度を超える日が増え、「北海道は涼しい場所」というイメージが少しず
つ変わり始めています。エアコンを使う家庭も増え、観光で訪れた人が
「思ったより暑いですね」と話す場面に出会うこともあります。
それでも、夜になると風が涼しくなり、昼間とは違う表情を見せてくれ
る日もあり、「やはり北海道の夏らしさは残っている」と感じることもあ
ります。
夏の終わりが近づくと、少し名残惜しい気持ちになります。まだ暑さが
残っているのに、風の中には秋の気配がまじり、季節が次へ進む準備をし
ていることが分かるからです。その名残惜しさがあるからこそ、北海道の
夏はより印象深く、心に残るのかもしれません。
北海道の夏は、たしかに長くはありません。
しかし、その短い時間の中には、青い空やさわやかな風、にぎわう観光
地の風景、静かな夕暮れといった、この土地ならではの魅力がつまってい
ます。
もし機会があれば、ぜひ北海道、そして十勝の夏を味わってみてくださ
い。広い空の下を歩き、風の涼しさを感じながら、「あ、本当に短いかも」
と思えたら、それはもう北海道の夏を味わった証拠です。
そんな北海道と十勝の夏を、皆さんにぜひおすすめしたいと思います。
<文責:帯広サテライト 浦城 将太>
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発行責任者
株式会社ヒューマンアイ
管理本部 吉崎 佑
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